今日は珍しく自分の趣味の話。

7年間使い続けたMINOLTA最後の作品「α-7 DIGITAL」。
発売はKONICA MINOLTAからだったけど、MINOLTA最後の作品といって問題ないと思う。

α-7 DIGITALのカメラとしての性能は今やコンパクトデジカメにも適わない画素数で約610万画素。
でもAPS-Cサイズだから写りは今見ても不満無し。
不具合は色々あって、CCDが購入時から傾いてたり、露出が転びまくりで7年間フルマニュアルで使っていたり、ここ一年くらいはシャッターが上がらなくなったりと困ったものだったけど、それでも使い続けてきたのは”味”と”愛着”だったと思う。

その愛着を上回る魅力があるカメラが無かったから今まで買い換えなかったんだけど、ついに欲しい!と思えるカメラが出た。

それが、SONY α77(SLT-A77V)。
ソニーからの発売だけど、α-7 DIGITALの2世代後継機種。

発売前にキタムラで予約して、発売日の昼休みに引き取りに。

箱から出した第一印象は、「小っさ!!」

で、持ってみると・・・、「安っぽ!!」

更に、「軽っ!!」

って感じだった。

ボディの剛性感、ボタンやダイヤル類の質感、操作したときの感触などなど、すべてがα-7 DIGITALに及ばない。

でも良く考えたら値段がα-7 DIGITALの発売当時の半額くらいだから文句言えないか。。
いやネットで「高級感が凄い。」とか「グリップが最高!」とかいう記事をよく目にしたから期待しすぎたのかも。。

で、気を取り直して夜に早速試し撮りを。

まずは長年の相棒「α-7 DIGITAL」を撮影。

ノーレタッチと考えれば結構いい味出てるかも。

お次は植物を。

なかなか良いね♪

画素数がすさまじいからレンズの性能がモロに出てしまう。
こりゃ今までのレンズ資産じゃ追いつかないぞ・・・。

ネットでは高感度撮影が苦手と出てたけど、それは否定しない。
実際に期待してたほど良くは無かった。
でもα-7 DIGITALも高感度はかなり苦手なカメラだったから、個人的にはそんなに気にしない。
それよりもソニーらしいディティールを潰してしまうような画像処理が少し気になった。
もっとナチュラルで良いと思う。立体感が少し損なわれてる気がする。
これが高画素化の副作用なのかな?
コンパクトデジカメのような処理に見えるときがある。
後、ちょっと眠い画像になるときがあるのが気になった。(これはレンズが原因かも?)
でもまぁまだ使い始めて数枚しか撮ってないから1年くらい色んな物を撮ったりシチュエーションを変えて試してみよう。

AFのスピードと精度、連射機能は文句のつけよう無し!
さらに露出の正確さも素晴らしい!一眼レフで初めてオートで撮った(笑)
有機ELファインダーも想像以上♪凄い時代になったもんだ・・・。
3軸チルト液晶モニターも綺麗だし、何より自由自在の向きに変えてのライブビューは撮影の幅を確実に広げるね♪

でも一番この機種に期待してたのは動画機能。
60pのフルハイビジョン動画撮影がレンズを取り替えて楽しめる。
これが個人的にはたまらない!

で、撮ってみた動画がこれ↓

いや~、いいね!!期待以上♪
この動画はマニュアルフォーカスで撮ったから、本来はもっとピントもバッチリ合うし素晴らしい!

なぜマニュアルフォーカスで撮ったかというと、超音波モーターレンズを持ってないから、AFモーター駆動音が結構入っちゃうから。
まぁ運動会とか騒々しい場所なら気にならないと思うけど、将来的にはSSMレンズでそろえたいな~。

そんなこんなで初日の印象は90点でした。

コメントを残す