リナはとても責任感が強い。
いつもいつも自分が甘えたいのは我慢して、アミのお姉ちゃん、しっかり者のお姉ちゃんの役に徹している。

そんなリナだけど、たまに頑張ってる緊張の糸が切れちゃうことがある。
昨日はそんな日だった。

最近の土日のお父さんはずっと体調が悪くて休めてなかったこともあって、アミと一緒にお昼寝してしまったりとリナと二人だけで遊んであげることがあまり無かった。
昨日はアミが昼寝した時に久しぶりに二人きりで遊べて、しかもリナがずっとやりたかったマックで貰ったスゴロクをして遊べた。
何回かやった後、寝不足もあってお父さんが少しお昼寝しようかなといって、リナも一緒に横になったんだけど、お父さんに背を向けて腕枕で寝ていると思ったらなんか少し動いてる。

どうしたのかな?と思ってそっと見てみると一生懸命に泣くのを我慢して顔をくちゃくちゃにしているリナがいた。
どうしたの?と聞くと、
「もっと遊びたかったから・・・。お父さんとスゴロクが凄く楽しかったから・・・。」
といって、涙が溢れ出てきた。

凄く胸が締めつけられる思いだった。
リナはお父さんが疲れているからと我慢しようとしていた。
自分が疲れているのを言い訳にここのところずっとリナに我慢をさせてしまっていたことに気がついた。

ゴメンね、リナ。

自分の情けなさと、いくらしっかり者のお姉ちゃんに見えてもまだまだ五歳の女の子だということに気がついた一日でした。

※この日の夜は償いの意味も込めて寝る前にスゴロクで遊んで、赤ずきんちゃんのiPadの絵本も読んだよ。とっても喜んでくれるリナを見てお父さんも幸せでした。

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