※覚え書きなので読み飛ばしてください。

いつ頃からかはよく、解からないけど、オレは「八つ当たり」が大嫌いだ。
小学校の頃からすでにそうだったと思う。

昔から信念は、
「自分がやられて嫌だと思うことは、人にやらない」
だからされる側にとって全く身に覚えが無い「八つ当たり」が嫌いで嫌いでしょうがない。

普段から自分でもそれほど怒らないほうだと思うし、「八つ当たり」は絶対にしないように心がけている。
だから怒る時は一貫した考え方を持って怒るようにしている。

でも今日はどうだったんだろう。
今思うと「八つ当たり」をしたんではないだろうか。

最初は自分では理由があって怒っているつもりだった。
でも奥様に「話が摩り替わっている」と指摘されて考えさせられた。
確かにそんなに怒るようなことだったんだろうか。
ひょっとして他の何かに苛立っていて、その矛先が奥様に向いてしまったんではないだろうか。

仕事が夜遅くまで分単位で動き疲れているから？
会社内をまとめあげることが知らない内にストレスになっている？
睡眠不足だから？
体調が悪いから？

何が原因なのか解からない。
でもどれも奥様とは関係の無いことばかり。

ということは、今日オレがとった行動は身に覚えの無い奥様にとって「八つ当たり」以外の何物でもない。
正直ショックだった。かなり落ち込んだ。
自分が一番嫌いなことを人にしてしまった。

だからそっけない言い方だったかも知れないけど、心から謝ることが出来た。

でも結局そんなことは自己満足で、奥様に不快な思いをさせてことは変わらないし、許してもらえたとも思わない。
「八つ当たりをした人間はそのことをすぐに忘れるが、された人間は心に傷が残る」

オレはいつも良い父親でいようと努力しているけど、はたして良い夫なのだろうか。

そうでは無い気がする。
これからはもっと良い夫になれるよう努力しよう。
今日与えてしまった不快感をすぐに取り払うことは出来ないかも知れないけど、努力しよう。

まだまだ生きることに努力が足りないと痛感した一日だった。